ランタナ、シチヘンゲ(七変化)
コウオウカ(紅黄花)
クマツヅラ
ランタナ(シチヘンゲ)
Lantana camara
ランタナ・カマラ
Common lantana , Yellow sage
北アメリカ南部、熱帯アメリカに分布
常緑小低木
コウオウカ(紅黄花)
クマツヅラ
ランタナ(シチヘンゲ)
Lantana camara
ランタナ・カマラ
Common lantana , Yellow sage
北アメリカ南部、熱帯アメリカに分布
常緑小低木
ランタナは、北アメリカ南部から熱帯アメリカまで
広く分布する常緑小低木である。
高さ100~120㎝になり、丈夫で多少刺がる。
葉は卵形または卵状長楕円形で長さ10㎝くらいまでで
多くは短鋭尖頭で短柄があり、歯牙縁となる。
葉質は厚みがあり、しわもある。茎と同様に葉は短毛でおおわれている。
花は黄色あるいは橙色で後に赤色へと変わるので、シチヘンゲの名がある。
花柄は葉腋につき、径2.5~5㎝の扁平な散形花序をつくる。
苞片は幅広く、長さは花冠の半分である。開花時期は、夏である。
熱帯地方では雑草として畑地を荒らすので有名である。
ランタナ属は、原産地はおもに熱帯および亜熱帯アメリカで、
150~155種が知られている。一部は旧世界にも産する。
有毛の亜低木あるいは多年草で、ときに茎に刺をもつものや、
細い枝条が長く伸びるものもある。
葉は対生し、粗い歯牙縁をもち、表裏ともざらつく。
花は小形で苞液につき、頂生し、腋生の密穂状または頭状となる。
花色は赤、黄、紫、白、橙など多彩である。
花冠は4~5裂し花筒は細長い。雄しべは4個で花冠の外に出ない。
子房は2室である。果実は集合果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、葉が少し小さい コバノランタナ を掲載している。