ベニカノコソウ(紅鹿子草)
ヒカノコソウ(緋鹿子草)
オミナエシ ➡ スイカズラに変更( APGⅢ)
ケントランツス(ベニカノコソウ)
Centranthus ruber
ケントランツス・ルベル
Red valerian , Jupiter's-beard , Fox's-brush
ヨーロッパ南部原産
常緑多年草
ヒカノコソウ(緋鹿子草)
オミナエシ ➡ スイカズラに変更( APGⅢ)
ケントランツス(ベニカノコソウ)
Centranthus ruber
ケントランツス・ルベル
Red valerian , Jupiter's-beard , Fox's-brush
ヨーロッパ南部原産
常緑多年草
レッド・バレリアンは、ヨーロッパ南部原産の常緑多年草で、
切り花用に多く栽培されている。
根株から数本の茎が立ち、高さ80㎝になる。
葉は長卵形で下部の葉は有柄で上部の葉は無柄である。
初夏のころ茎の上方に散房状の花序をつけ、
濃紅色の小さな花を多数咲かせる。
淡紅色や白花品もある。
花筒の部分が非常に長く、末尾のほうに長い距があり、芳香がある。
日本への渡来は明治の中ごろである。
なお、レッド・バレリアンは英名からきた呼び名である。
ベニカノコソウ属は、地中海の沿岸地方に10種あまりが分布する。
一年草か多年草または亜低木で茎は立ち上がる。
葉は対生で下部の葉は単葉で上部の葉は羽状に切れ込みがある。
花は茎の上部に円錐花序または散形状総状花序をなしてつく。
花冠は管状で5裂し、花筒部が長く距がある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
オミナエシ科は、 APGⅢ
で同じマツムシソウ目のスイカズラ科に統合された。