NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科フトモモ
属(和名属)レプトスペルムム(ギョリュウバイ)
学名Leptospermum cvs.
ラテン語読みレプトスペルムム(園芸品種群)
英名Tea tree
原産・分布地園芸品種群
園芸上分類常緑低木ないし小高木


 ギョリュウバイ属は、オーストラリアからニュージーランド、 マレーシアにかけて約40種が分布する。
 常緑の低木ないし小高木である。
 葉は互生し、全縁で小さい。
 花は無柄からほぼ無柄で、腋生または短枝に頂生し、 単生するかあるいは2~3個が集まってつく。
 萼は5裂する。花弁は5枚で爪をもち、舷部は丸い。
 花色は白色が主で桃色、赤色がある。 花径は3㎝までである。雄しべは多数である。
 果実はかたい木質の蒴果である。
 枝が密につき、しまって育つので障壁植物として使われるはか、 切り花にもなる。

 英名の Tea tree  は、初期のオーストラリアへの移住者が、 本属の数種の植物を茶の代用にしたことによる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 ギョリュウバイ属も分類が難しい植物である。
 ここに掲載してある画像は、半八重か八重咲きの種であり、 ギョリュウバイ属の園芸品種と思われるが、 品種を特定するまでには至っていない。

 赤花の品種は Leptspermum  cv. Red Damask (L.レッド・ダマスク) の可能性が高い。

 なお、ここには花を掲載していない品種で、 Leptspermum scoparium (レプトスペルムム・スコパリウム) は、花弁が5枚の一重の花で、 花色は白色で中心に赤みを帯びている品種であり、 日本では本種を「ギョリュウバイ」と呼び、他の品種とは区別している。
 そして、「ギョリュウバイ」は英名を munuka, New Zealand tea tree, tea tree と言い、本種の花から採れる蜂蜜は「マヌカハニー」と呼ばれている。

1枚目画像撮影日:2004.04.17
2枚目画像撮影日:2004.04.03
3枚目画像撮影日:2006.02.18
4枚目画像撮影日:2005.02.12

2015.11.11 First making day [9r/94re/326600]
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