NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ロウバイ(蝋梅)
園芸(流通)名
別名
科ロウバイ
属(和名属)キモナンツス(ロウバイ)
学名Chimonanthus praecox
ラテン語読みキモナンツス・プラエコクス
英名Wintersweet
原産・分布地中国中部原産
園芸上分類落葉低木


 ロウバイは、中国中部原産の落葉低木で、 日本には17世紀初めに朝鮮半島を経由して渡来したとされ、 よく栽培されている。
 高さ2~4mになり、樹皮に横長の楕円形をした小さな皮目がある。
 葉は長楕円形または卵状長楕円形で長さ10~20㎝で、 鋭尖頭で表面はざらつき葉脈は裏面に突出する。
 花は12~2月に咲き、径約2㎝で強い芳香がある。
 花被片は黄色であるが、内側のものは短くて暗紫色を呈する。
 果実を入れる肉質の花床は長さ約3.5㎝の長楕円形または 楕円形で褐色で頂部に雄しべや仮雄ずいが宿存する。


 三枚目(左)は、広島県人さんが、私の送ってくれたものである。
 花色からはソシンロウバイの可能性もあるが、 特定できないためここに掲載した。

 ロウバイ属は、中国に2種(ロウバイと常緑で白花をつける C. nitens (C.ニテンス))が分布する。
 落葉または常緑低木である。冬芽はかわら重ね状の鱗片に包まれる。 葉は単葉で対生し全縁である。
 花は腋生で単生するが、葉に先立って開花し、 鱗片のついた短い花柄がある。
 花被片は多数で、雄しべはふつう5~6個で、仮雄ずいがある。 雌しべは多数あり、壺状の花床内につく。
 果実は、痩果で、肉質の果床の中に多数ある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、花被片がすべて黄色の   ソシンロウバイ
を掲載している。

1枚目画像撮影日:2009.01.10
2枚目画像撮影日:2006.02.05
3枚目画像投稿日(投稿者):2009.01.08(広島県人さん)
4枚目画像撮影日:2007.01.08

2015.11.13 First making day [9r/95ro/328100]
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