(無し)
フトモモ
カメラウキウム(ワックスフラワー)
Chamelaucium uncinatumu
カメラウキウム・ウンキナツム
Geraldton waxflower , Geraldton wax plant
オーストラリアのパース北方に分布
常緑低木
フトモモ
カメラウキウム(ワックスフラワー)
Chamelaucium uncinatumu
カメラウキウム・ウンキナツム
Geraldton waxflower , Geraldton wax plant
オーストラリアのパース北方に分布
常緑低木
ワックスフラワーは、オーストラリアのパース北方の砂原に
広く分布する常緑低木で、高さ2~3mで株張り2~3mになる。
枝は細く無毛である。葉は対生し線形で長さ4㎝でほとんど円柱状である。
花は径1.2~2.5㎝で短い花柄の頂端に2~4個が集まって咲き、
径7.5~15㎝の散房花序を形成する。
花色は白、桃、赤、赤紫、紫である。開花時期は、春から夏である。
オーストラリアではもっとも重要な切り花としてよく知られている。
近年、イスラエルで盛んに栽培されるようになり、
切り花がヨーロッパに輸出されている。
ワックスフラワー属は、オーストラリア固有の属で、
約12種がウェスタン・オーストラリア州西南部に自生する。
葉は対生し、まれに散生し、小さく細く無柄で無毛である。
花は枝上部の葉腋あるいは枝端から出る散房花序につき、
無柄あるいは短い花柄をもつ。
同花被花で、花被片は5個で楕円形ないし倒卵形である。
花色は白、桃、赤、紫である。雄しべは10個である。
葯を欠く仮雄ずいが10個あり、癒合して1個の環を形づくる。
萼の基部は硬化して花床をおおう。
開花時期は、春ないし初夏である。堅果は3室である。
花つきがよく、長持ちし、悪条件下でよく育つので、
切り花あるいは鉢花栽培に適する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]