シナミザクラ(支那実桜)
バ ラ (サクラ亜科)
プルヌス(サクラ)
Prunus pseudocerasus
プルヌス・プセウドケラスス
( Unknown )
中国の栽培種
落葉高木
シナミザクラは、中国の栽培種である。
高さ7~8mになる。葉は広倒卵形~卵形で、鋭鋸歯があり長さ約10㎝になる。
カラミザクラ [ P. pauciflora ]
に比べると、花と葉が同時に開いて、花柄が著しく長いのが特徴である。
本種は、オウトウの一種で、サクラ属、サクラ亜属、サクラ節に分類される。
オウトウとは、サクラ属のサクラ亜属およびウワミズザクラ亜属に属する果樹類の総称である。
同じサクラ属のスモモ亜属の果実と比べると、果面にモモのような毛がなく、
スモモのように白い粉をふくこともない。また、モモやスモモでは果実の表面に
縦の溝が認められるが、オウトウではそれがはっきりしない。
現在、台木用種を含めてオウトウの野生種は世界に20種ほどある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
一枚目(右上)は、野の調べさんが、「シナミザクラ」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 草木が萌え出し、春の到来のようです。
さくらんぼの木が早春の日に映えて光っています。
中国原産のシナミザクラです。』
二~四枚目(左最上~左下)も、野の調べさんが、
「桜が咲きました!」のタイトルで、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 草木が萌え出し、日毎に暖かい日が続いていますが桜が
見頃を迎えました。シナミザクラの木が早春の日に映えて
光り一足早い春の訪れを告げているようです。葉よりも
先に開花し、雄しべが目立っっています。シナミザクラは、
漢字で「支那実桜」と書き、中国原産。しばらくすると
真っ赤に熟れた果実ができます。去年はヒヨドリよりも
先に食べましたが、甘くて美味しかったです。』
サクラ属については、 サクラ を参照のこと。