ナンコウは、実梅で、青梅・漬け梅兼用品種である。
和歌山県日高郡南部川村の原産(1965年に種苗登録)である。
樹勢は強く、開張性である。
花は白色の一重で、花粉は多い。
開花は白加賀と同じかやや早く、自家結実性は低い。
収穫時期は、6月中~下旬で、果実は20~25g程度で、品質は優れている。
陽光面は紅色に着色する。
豊産性であるが、受粉樹が必要である。
花弁5枚で、雄しべは多数で、葯は黄色である。
花弁は円形である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
ナンコウは、樹勢が強く、枝・梢(こずえ)の発生が多い。
果実は長偏球形である。
開花時期は、2月上旬~下旬である。
[ 引用 : 愛知県植木センター梅園名板 ]