サハラは、微香の返り咲きで、八重の花径 8㎝ の中輪である。
花形は丸弁平咲きで、花色はオレンジ色である。
房咲きになることが多く、花つきがよく、
鮮やかな色合いでよく目立つ。
花もちがとてもよく、徐々に退色し、最後に白っぽくなる。
花弁が厚いため、雨に強い。
早咲きで、春以降はぽつぽつ返り咲く。
樹形は横張り性で、樹高は、2.5m 程度で、
横張り性で枝がよく伸びるので、トレリスやポールなどに絡ませるとよい。
性質が強く、育てやすい品種である。
別名は、Tanarasah である。
肥料不足になると花色が黄色くなる。
うどんこ病には強いが、黒星病の耐性は普通で、樹勢も普通である。
[ 引用 : バラ大図鑑(NHK出版発行)]