スロージョギングの効果
スロージョギングの効果は、スロージョギングの普及にご尽力されている方によれば、
1 運動能力の向上
2 体重の減少(ダイエット効果)
3 不眠の改善
4 冷え性の改善
5 便秘の改善
6 糖尿病の改善
7 高血圧の改善
8 動脈硬化の予防
9 免疫力のアップ
10 脳機能の改善
などなど、運動面から生活習慣病や脳機能にまで、多くの効果があるとしています。
私としては、あまり多くの効果を期待しているわけではなく、前期高齢者として、
少しでも老化防止ができ、健康増進ではなく健康維持できればと考えて実施しています。
次に私が実施して、感じた効果について記してみます。
効果 … その1
スロージョギングの効果の一つ目は、やはり脂肪を効率良く燃焼させることができることでしょう。
私の場合は、その結果は「内臓脂肪量(体脂肪率)」の低下という形で表れました。
特に、始めた頃は体脂肪率の顕著な低下がはっきりと表れ、ビックリしましたが、
スロージョギングも3年目になると体脂肪率の低下はあまりなくなりました。
そして、逆に1週間~10日ほど実施しない日が続くと体脂肪率は直ぐに上がってきてしまい、
1%くらいは直ぐに上昇してしまいます。
したがって、ダイエットを目的としてスロージョギングをされている方は、
最低でも3~4日に1回は実施するようにしないとダイエット効果は有りません。
効果 … その2
効果の二つ目は、基礎代謝量が増加または一定値を保てることでしょう。
年齢増加とともに基礎代謝量は減少し、同じ量の食事をしているとどうしても肥満気味に
なってきますが、基礎代謝量の低下を防ぐことができれば肥満の問題も減少します。
効果 … その3
効果の三つ目は、少しの変化ですが、筋肉量と推定骨量の増加もみられます。
この年になって、筋肉量が増加するとは思っていなかったので、スロージョギングの
効果にはビックリしています。
しかし、4年目から年間での走破距離が500㎞以下と減少してくると、
筋肉量ははっきりと低下してきています。
年齢的にも筋肉量が年々大きく減る年齢となってきた状況で、
筋肉量を維持するには年間100~150回程度の運動が必要ではないかと感じています。
なお、効果その2で述べた基礎代謝量は、筋肉量に比例する関係にあります。
私が使用しているタニタの体組成計では、筋肉量1[kg]が消費する基礎代謝量は、
約28 [kcal]に設定されています。
つまり、スロージョギングにより、筋肉量が 1[kg]増加したとすれば、
基礎代謝量が 28 [kcal]増加します。
脂肪 1[g]の熱量は 7.2 [kcal]で、安静時の脂肪消費率は 70 [%]です。
脂肪消費量= 28 [kcal] x 0.7 ÷ 7.2 [kcal/g] = 2.7 [g]であり、
したがって、筋肉量が 1[kg]増加すると、
毎日 2.7 [g]の脂肪が多く消費される計算になります。
効果 … その4
四つ目の効果は、私の場合今まで便秘気味の傾向にありましたが、二次的な効果と
して、腹筋が丈夫になり、腹圧が上がり、便秘の改善が見られつつあります。
その他の効果
その他の効果としては血圧の改善などが考えられますが、私の場合は、今のところ血圧の
改善は数値的には表れていません。
効果は、個々人で違いがあると思います。
人によっては思いがけないような二次的な効果も期待できるかもしれません。