NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ ツルボランに変更(APG Ⅳ )
属(和名属)アロエ(ロカイ)
学名Aloe spp.
ラテン語読みアロエ(属の総称)
英名( Unknown )
原産・分布地南アフリカを中心に分布
園芸上分類多肉性多年草

 アロエ属は、多肉性の多年草、低木または高木状で、南アフリカを中心に、 ソマリア、エチオピア、エリトリアからさらに北上して地中海沿岸、 またマダガスカル、アラビア半島、カナリア諸島、マスカリーン諸島に分布する。
 これらの地域の砂漠周辺から乾燥地、草地内、低木林内、海抜1000~2000mの高地に生え、 極乾のナビブ砂漠や酸性の強い地帯にも一部の種が自生している。
 さらに2次的に熱帯、亜熱帯と周辺の温暖な乾燥地に野生化し、 日本でも伊豆半島などの暖地ではときに野生化している。
 本属の植物は通常は無茎であるが、有茎のものもある。
 葉は厚く多肉質で、先は鋭くとがり、縁にはふつう鋸歯または刺があり、 ロゼットを形成することが多い。
 花は赤~黄色がふつうで、腋生あるいは頂生の総状花序、または円錐花序につく。
 花茎はロゼットから抽出して、高く伸びる。 花被は管状で、6花被片は離生するか基部で合着する。
 雄しべは6個で長短がある。果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行) ]

 写真のアロエは、  キダチアロエ   と思われる。

【追記】
 アロエ属は、 APGⅡでユリ科から分離し、 新設のツルボラン科(キジカクシ(クサスギカズラ)目)に属するようになったが、 APGⅢでススキノキ科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)に統合された。
 しかし、 APGⅣではススキノキ科は ツルボラン科となり、アロエ属は再びツルボラン科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)に属することとなった。

画像撮影日:2003.12.21

2015.02.05 First making day [1a/11a/107500]
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