NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名キンラン(金蘭)
園芸(流通)名
別名
科ラ ン
属(和名属)ケファランテラ(キンラン)
学名Cephalanthera falcata
ラテン語読みケファランテラ・ファルカタ
英名( Unknown )
原産・分布地日本の東北地方以南、
原産・分布地朝鮮半島、中国の暖地に自生
園芸上分類多年草

 キンランは、日本の東北地方以南、朝鮮半島、中国の暖地に自生し、 山地の樹陰に生える多年草である。高さ30~60㎝で、花は黄色である。 開花時期は、4~6月である。

 キンラン属は多年草の地生ランで、ユーラシア大陸に約14種が分布する。 日本には4種が自生している。
 根茎は短く、葉は披針形で茎につく。穂状花序をつけ、 花は白または黄色でやや小形である。唇弁は距を有し、 側裂片は蕊柱をつつみ、中央裂片は大きい。蕊柱には翼がない。 葯は円形で大きく蕊柱の先につく。開花時期は4~6月である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 画像は、野の調べさんが、次のコメントをつけて、 私に送ってくれたものである。
【一枚目】
『 ひっそりと点在して咲いていました。自生している
 キンランです。花びらが日に当たった時の輝きから
 名前がついたそうですが、絶滅危惧II類に指定されて
 います。前も観たのですが、今回はたくさんの花を見る
 ことができました。わずかに日が差す程度の薄暗い
 木陰など一定の条件がそろわなければ育たず、
 山野開発とともにめっきり数が減っているそうです。』
【二枚目】
『 林の中にひっそりと点在して咲いていた自生している
 キンラン、気品がありいい存在感があります。キンランが
 生育していくのにはそこに良く繁殖した“ラン菌”の存在が、
 必要でもし“ラン菌”が存在しないとキンランは衰弱して、
 いづれ枯れて死滅するそうです。花びらが日に当たった
 時の輝きから名前がついたそうですが、絶滅危惧II類に
 指定されており盗掘されないことを願っています。』


【三枚目】
 『 花びらが日に当たった時の輝きから名前がついたそうですが、 絶滅危惧II類に指定されています。心ない人に
  盗掘されないように願うのみです。わずかに日が差す程度の 薄暗い木陰など一定の条件がそろわなければ育たず、
  山野開発とともにめっきり数が減っているそうです。 葉緑素は持っているけど、野性蘭は発芽や生育にラン菌と
  呼ばれる共生菌が必要なので盗掘しても育たないですね。』

 本属の仲間は、   ササバギンラン  を掲載している。
 ラン科については、   ラ ン  を参照のこと。

1枚目画像投稿日(投稿者):2005.04.30(野の調べさん)
2枚目画像投稿日(投稿者):2006.04.30(野の調べさん)
3枚目画像投稿日(投稿者):2007.04.30(野の調べさん)

2015.03.04 First making day [2k/22ki/143900]
bt
fb
bb