NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名クロホシオオアマナ(黒星大甘菜)
園芸(流通)名
別名
科ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
属(和名属)オルニトガルム(オオアマナ)
学名Ornithogalum arabicum
ラテン語読みオルニトガルム・アラビクム
英名Star of Bethlehem
原産・分布地ポルトガル、ギリシャ、アラビア半島原産
園芸上分類耐寒性多年草(球根)

 クロホシオオアマナは、ポルトガル、ギリシャ、 アラビア半島原産の耐寒性球根で、切り花または花壇に適する。
 大きな卵形の鱗茎と厚い幅広の葉を有する。
 花茎は高さ60㎝に達し、12個あるいはそれ以上の白色花を総状につける。 花径は2.5㎝で雌しべは太く短くて黒く、 葯の黄色と対照的で目立ち、クロホシオオアマナという名がついた。 開花時期は、5月下旬であり、よく分球する。

 オオアマナ属は、ヨーロッパ、アフリカ、西部アジアに約100種が分布する。 園芸では原産地の気象条件により、耐寒性の露地栽培可能な種と、 半耐寒性のため温室またはフレームでの栽培を必要とする種に区別される。
 鱗茎は卵形、扁円形、洋ナシ形をなし、径3~10㎝、鱗片は球根全体を包み、 白または淡黄白色、外皮は白色で薄く紙状であり、外見はヒアシンスの球根に似る。
 花は散房または総状花序をなすが、多くは外見上、 下部の花の花柄が伸びた散房状の総状花序をなす場合が多い。
 花色は白色を基本色とし、帯緑白色、緑色の覆輪や中筋の入るもの、 さらに黄から橙、朱までの花色がある。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

 本属の仲間は、 オルニトガルム・ドゥビウム を掲載している。
【追記】
 オオアマナ属は、APGⅢ で ユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科 (キジカクシ(クサスギカズラ)目)のツルボ亜科に変更になった。

1枚目画像撮影日:2006.05.28
2枚目画像撮影日:2004.05.15
3枚目画像撮影日:2006.05.24

2015.03.16 First making day [2k/23ku/151900]
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