本種は、メキシコ原産の Cosmos bipinnatus (コスモス・ビピンナツス) を親種とする園芸品種と思われる。
　なばなの里で撮影したものであり、詳細が不明なため、鋭意調査中である。
　園芸品種の系統としては、遅咲き系の品種である。

　コスモス属は、アメリカ大陸のアリゾナからボリビアにいたる地域に分布し、 とくにメキシコには20種あまりが野生種があるといわれる。
　園芸的に利用されているものは２～３種にすぎず、 主として花壇、一部切り花にされる。
　一年草または多年草である。葉は羽状で対生する。
　頭花(頭状花序）は単生または円錐状に集まり、 舌状の辺花(雌性）と筒状の心花(両性）からなる。
　総苞片は２列に並び基部は癒合している。痩果の先端は嘴(くちばし）状である。

　本属の仲間は、 　コスモス　、 　キバナコスモス　、 　 チョコレートコスモス　　などを掲載している。

画像撮影日(場所)：2005.10.26（なばなの里[三重県桑名市])