NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名シュッコンカスミソウ(宿根霞草)
園芸(流通)名
別名コゴメナデシコ(小米撫子)
科ナデシコ
属(和名属)ギプソフィラ(カスミソウ)
学名Gypsophila paniculata
ラテン語読みギプソフィラ・パニクラタ
英名Baby's-breath
原産・分布地中・東部ヨーロッパから中央アジアに自生
園芸上分類耐寒性多年草

 シュッコンカスミソウは、中・東部ヨーロッパから 中央アジアに自生する耐寒性多年草である。
 地下に多肉質の根茎があり深く伸びる。草丈90㎝以上で、 よく分枝してかすみをかけたような小さな花が多数つく。
 花は小さく、白色か淡桃色で萼は短い鐘状である。 花序内の開花は先端から基部に進む。
 開花時期は6~8月である。 本種から八重咲き品種がつくられ、 切り花に広く用いられている。
 画像の種も八重咲きであるので園芸品種である。 園芸品種名までは特定できない。

 カスミソウ属は、約125種が知られ、ヨーロッパ、 アジアに広く分布し、エジプトおよびオーストラリアにも各1種がある。
 一年草、越年草、多年草ときに亜低木となる。 ほふく性で低いものから高さ120㎝くらいの高性のものまである。
 葉は対生し、披針形、線形かへら形である。 花は小さく白色または淡桃色で、2出集散花序に多数つき、 苞はふつう鱗片状である。
 萼は5歯を有するか5中裂する。 花弁は5枚で爪は不明確で副冠状の鱗片を欠く。
 雄しべは通常10個で、花柱はふつう2個ある。 果実は蒴果で、種子は扁平で腎臓形で黒色である。
 矮性種はロックガーデンや花壇に、高性種は切り花に向く。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、  カスミソウ 、  ジプソフィラ・ムラリス 、   ジプソフィラ・ムラリス・ガーデン・ブライド  などを掲載している。

画像撮影日:2004.03.28

2015.04.21 First making day [3s/32si/174500]
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