NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名センリョウ(千両)
園芸(流通)名
別名
科センリョウ
属(和名属)クロランツス(センリョウ)
学名Chloranthus glaber
ラテン語読みクロランツス・グラベル
英名( Unknown )
原産・分布地本州(中部以西)、琉球諸島、台湾、
原産・分布地朝鮮半島南部、中国、マレーシア、
原産・分布地インドなどの暖帯~熱帯に分布
園芸上分類常緑小低木

 センリョウは、本州(中部以西)、琉球諸島、台湾、朝鮮半島南部、中国、 マレーシア、インドなどの暖帯から熱帯に分布する。
 山林の半日陰に自生する常緑小低木ある。 茎は緑色で、高さ50~80㎝になる。
毎年2~3月に地下節から分岐した筍(たけのこ) に似た芽が伸び株立ち状になる。
 花は、前年生枝の葉腋から伸びた新梢の先端に10個ほどが、 2~3回分枝する穂状花序につき、黄緑色で小さい。
 開花時期は、6月中旬で、花が終わると球形の果実ができ、 11月中旬には赤熟する。
 本種の変種に、果実が黄熟するものもあり、
  キノミセンリョウ  とよばれている。
 庭木としても栽培されているが、 名前がめでたいところから正月用の生け花材料として多く使われ、 茨城県波崎町、静岡県湖西市に栽培が多い。


 センリョウ属は、アジアの熱帯および東アジアの温帯に約10種があり、 草本あるいは低木である。枝には節がある。
 葉は単葉で対生し、鋸歯縁で有柄で小さい托葉がある。 花は両性で、頂生の穂状花序につき有苞で、花被はない。
 雄しべは3個または1個でときに子房の側方につき、 葯は中央の雄しべに2(または0)個、側生する雄しべに1個あり、 花糸の基部は合生する。果実は石果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、 花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、キノミセンリョウ以外に、あまり似ていない   ヒトリシズカ 、  フタリシズカ  を掲載している。

 センリョウに対し、マンリョウという植物があるが、   マンリョウ はヤブコウジ科ヤブコウジ属の植物であり、 センリョウの実が茎頂の上に付くのに対し、 マンリョウの実は下向きにつく違いがある。

1枚目画像撮影日:2003.10.25
2枚目画像撮影日:2004.11.23

2015.05.14 First making day [3s/34se/187000]
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