NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ツルニンジン(蔓人参)
園芸(流通)名
別名ジイソブ(爺そぶ)
科キキョウ
属(和名属)コドノプシス(ツルニンジン)
学名Codonopsis lanceolata
ラテン語読みコドノプシス・ランケオラタ
英名( Unknown )
原産・分布地北海道、本州、四国、九州、
原産・分布地中国(東北部・華北~華南・中南部)、
原産・分布地朝鮮半島、ウスリー、アムールに分布
園芸上分類蔓性多年草


 ツルニンジンは、北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、 ウスリー、アムール、中国(東北部・華北~華南・中南部)に分布し、 低山に生える蔓性多年草である。
 茎は長さ2~3mになり、若いとき多少の毛があるが 成長にしたがい無毛となる。 8~10月ごろ、側枝の先に花が下垂してつく。 花冠は鐘形で外面は白色で内面に紅紫色の斑点がある。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 一枚目(右上)は、野の調べさんが、「秋涼」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 昨日は野山散策を楽しみました。少し歩いていくと、
  ツルニンジンを見つけました。つる性なので他の
  樹木に絡む様に纏わりついています。根が朝鮮人参に
  似ているのでこの名前が付いたそうです。』

 二・三枚目(左上・左)も、野の調べさんが、「秋色Ⅲ」のタイトルで、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 朝から澄み渡った青空が広がり、それでもお昼頃には
  気温は上がり、30度近くになりました。ススキが風に
  揺れ動き、高原では僅かですが、モミジの葉が紅色に
  変りつつありました。山の季節はしずかに秋を迎えよう
  としています。山に入り、林の中を歩いていくと、ポツンと
  初めて観る花“ツルニンジン”に出合えました。
  つる性でぶら下がるように咲いており、
  周りにはいくつかの蕾も付いていました。』


 ジイソブとは、花の内側に「そばかす」のような斑点があることから、 ツルニンジンを「爺そぶ」と呼ぶ。 もちろん「婆そぶ」とよばれるものもあり、同じツルニンジン属の  C. ussuriensis (C.ウスリーエンシス)をバアソブ(婆そぶ)と呼ぶ。なお、 そばかすのことを長野地方では「そぶ」と呼ぶ。


 二・三枚目の「秋色Ⅲ」に対する、「   秋色Ⅳ 」はヤマハッカで、「  秋色Ⅱ 」は粟で、「秋色(10.07)」は田園風景である。

  1枚目画像投稿日(投稿者):2006.09.21(野の調べさん)
2・3枚目画像投稿日(投稿者):2005.10.13(野の調べさん)

2015.06.20 First making day [4t/43tu/210300]
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