トラデスカンティア・シラモンタナは、 メキシコ原産のほふく性多年草である。
　全株長白毛でおおわれている。葉はやや肉質で、 卵状楕円形で長さ８㎝で幅４㎝くらいである。
　花は集散花序に数花つき、紅紫色で径３㎝くらいである。
　栽培室の乾燥により、草勢が著しく変わる。 乾燥地では葉が小さくなり、白毛が目立つ。

　本属は、北アメリカおよび熱帯アメリカに数十種が分布する 直立性またはほふく性の多年草である。
　花は腋生または頂生の集散花序につき、葉状の苞に包まれる。
　萼片、花弁ともに３個で離生する。雄しべは６個で、 通常完全で花糸は有毛か無毛である。
　子房は下位で３室からなり、各室に２胚珠を含む。 果実は蒴果である。

[ 引用 ： 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 )、
　　　　　花の名前（ 植村猶行監修：ＮＨＫ出版 ）]

　本属の仲間は、 　ムラサキツユクサ　、
　オオムラサキツユクサ　、 　トキワツユクサ　　および
　トラデスカンティアの各品種類 、 　Ｔ．オスプレー　、
　Ｔ．Ｆ．ウァリエガタ　、 　Ｔ．ブロスフェルディアナ
　などを掲載している。

１枚目画像撮影日：2005.10.15
２枚目画像撮影日：2005.11.05
３枚目画像撮影日：2004.09.05