NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ムラサキツユクサ(紫露草)
園芸(流通)名
別名
科ツユクサ
属(和名属)トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)
学名Tradescantia ohiensis
ラテン語読みトラデスカンティア・オハイエンシス
英名Spiderwort , Inch plant
原産・分布地北アメリカ東部~中西部に分布
園芸上分類多年草

 ムラサキツユクサは、北アメリカ東部~中西部に分布する多年草である。


 自生地は草原や林縁、道端、鉄道の土手などである。 高さは50~90㎝ほどである。
 葉は線状披針形で長さ30~45㎝で粉白緑色である。
 花は径2~2.5㎝で、花色は青紫から淡紅色である。 萼片は無毛または先端に毛がある。
 花糸に紫色の毛が密集しており、 この毛は数珠玉状に配列した1列の細胞からなり、 細胞分裂や原形質流動などの生体観察の材料として利用される。
 日本へは明治初年に渡来した。
 本種はしばしば   オオムラサキツユクサ  と混同される。


 ムラサキツユクサ属は、北アメリカおよび熱帯アメリカに 数十種が分布する直立性またはほふく性の多年草である。
 花は腋生または頂生の集散花序につき、葉状の苞に包まれる。
 萼片、花弁ともに3個で離生する。雄しべは6個で、 通常完全で花糸は有毛か無毛である。
 子房は下位で3室からなり、各室に2胚珠を含む。 果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、
 トキワツユクサ 、  オオムラサキツユクサ  および、
 トラデスカンティアの各品種類、  T.オスプレー 、
 T.シラモンタナ 、  T.F.ウァリエガタ 、
 T.ブロスフェルディアナ   などを掲載している。

1枚目画像撮影日:2007.05.28
2枚目画像撮影日:2005.05.21
3枚目画像撮影日:2004.05.15

2015.10.12 First making day [7m/73mu/290100]
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