ネコノヒゲは、インド、マレーシア原産の多年草である。
　利尿剤、血圧降下剤として知られる薬用植物で、観賞にも供される。
　葉は対生または輪生し、卵形または三角形で鋭尖頭で、 長さ６～９㎝で幅２～５㎝で、辺縁には不整の鋸歯がある。
　茎は稜があり四角形で、高さ40～60㎝に伸び、花序は頂生する。
　花は２～６個で、輪生して下部から開花する。花は白色でごく淡い青色を帯びる。


　ネコノヒゲ属は、アフリカ、インド、 オーストラリアに35種以上分布する一年草または 多年草で、高さ40～100㎝くらいとなる。
　茎に稜があり、葉は対生し、ときに輪生状となり、鋸歯がある。
　頂生の花序は、２～６花が輪生して下部から開花する。
　萼は５裂し、花被は長く筒状、舷部は２唇形となる。
　雄しべは４個あり、花柱とともに長く花冠外に突出する。
[ 引用 ： 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 ) ]


　本属の仲間は、　 ピンク・パンサー　　を掲載している。

１枚目画像撮影日：2005.10.09（ブルーボネット)
２枚目画像撮影日：2006.07.08
３枚目画像撮影日：2012.10.10（ブルーボネット)

注：ブルーボネットは、 名古屋港ワイルドフラワーガーデンの名称である。