ホイヘラ・ミクランタは、カナダのブリティッシュ・ コロンビア州～カリフォルニア中央部に分布する常緑多年草である。
　高さ60㎝くらいになる。茎の基部、葉柄などには 長軟毛が白毛とともに生えていて乾燥すると褐色に変わる。
　葉は倒卵形または長楕円形で、数浅裂し、裂片が円頭になる。
　花茎は長くまばらな円錐花序につく。
　花弁は小さく、白色である。
　開花時期は、５～６月である。

　ツボサンゴ属は、多年草で北アメリカに35～50種が分布しているが、 多くは西部にある。根出葉は長い葉柄をもち、 円状心臓形で５～９浅裂し、鋸歯縁である。
　花は小さく、白、緑、赤、紫紅色などで、細い穂状または総状花序につく。 萼筒は杯状、壺状、皿状などになる。萼裂片、花弁、雄しべなどは５個である。
　日本ではおもに　 Heuchera　sanguinea　が栽培され、 他種はほとんど栽培されていない。
[ 引用 ： 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 ) ]

　本属の仲間は、 　ツボサンゴ　、
　 ヒューケラ・シルバー・スクロール　　を掲載している。