花色は淡青色である。開花時期は、初夏から晩秋である。

　ミズアオイ属については、私の図鑑に説明がないので、 ミズアオイ科について記す。
　ミズアオイ科は、水生の単子葉植物の一群で、淡水の湿地の 挺水あるいは池などの水面に浮遊する一年草や多年草で、　 世界に７属約30種が分布する。
　日本にはミズアオイ属が２種分布するが、　 ホテイアオイ 　(ホテイアオイ属）が観賞用に暖地や水槽で栽培される。
　本科の特徴は、葉は根出状につくことが多く、葉柄と卵形～　 披針形の葉身からなるが、葉身が退化していることもある。
　花は放射相称またはやや左右相称になり、両性で大きく、　 花弁状の６個の花被片が基部で多少癒合して筒状になる。
　雄しべは６個または３～１個に退化する。子房は上位で。３室 で中軸胎座を有するか、１室で側膜胎座を有している。
　果実は蒴果である。種子は小形で粉状の胚珠を有している。

[ 引用 ： 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 )、
　　　　　花の名前（ 植村猶行監修：ＮＨＫ出版 ）]

１・２枚目画像撮影日(場所)：2005.10.09（ブルーボネット)

注：ブルーボネットは、名古屋港ワイルドフラワーガーデンの名称である。