NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名マツバボタン(松葉牡丹)
園芸(流通)名
別名ツメキリソウ(爪切り草)、ヒデリソウ(日照り草)
科スベリヒユ
属(和名属)ポルツラカ(スベリヒユ)
学名Portulaca grandiflora
ラテン語読みポルツラカ・グランディフロラ
英名Eleven-o'clock , Sun plant
原産・分布地ブラジル、アルゼンチン原産
園芸上分類非耐冬性常緑多年草


 マツバボタンは、ブラジル、アルゼンチン原産の非耐冬性常緑多年草である。
 茎は細長く円柱形で横に伸びて多数分枝して広がる。高さ25㎝以下で、 葉は多肉の円柱状で長さ1~2㎝で無毛である。葉のわきに長い白毛を多数つける。
 花は径3㎝以上の大輪で美しく、茎頂に数個つき、多数の葉および長毛で包まれる。
 萼裂片は広卵形である。花弁は5枚で広倒卵形で、先がくぼむ。
 野生種は淡紅色または紫紅色であるが、改良種は赤、紫桃、濃桃、淡桃、 鮭肉、橙、黄、白とその中間色および、以上の吹掛け絞りなどからなり変化に富む。
 雄しべは多数あって葯にふれると動く。
 花柱は先が5~9裂する。花は晴天に開き、昼頃にはしぼむ。
 種子はごく小さく多数で黒色で、果実から取り出すと数秒で鉛色に変わる。

 スベリヒユ属は、多肉の一年草または多年草で、約100種が世界の熱帯、 亜熱帯に分布するが、南・北アメリカに多くの種がある。
 葉は互生し、茎の上部に集まった葉が総苞状に花を包む。
 萼はほぼ2全裂する。花弁は(4~)5(~6)個である。
 雄しべは8~多数である。果実は蓋果(がいか)で横裂開する。

 本属の仲間は、  ポーチュラカ  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2003.07.02
2枚目画像撮影日:2005.09.11
3枚目画像撮影日:2004.06.20
4枚目画像撮影日:2006.09.23

2015.10.02 First making day [7m/71ma/281200]
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