NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名(無し)
園芸(流通)名
別名
科キ ク
属(和名属)タゲテス(マンジュギク)
学名Tagetes cvs.
ラテン語読みタゲテス(属の園芸品種群)
英名Marigold
原産・分布地園芸品種群
園芸上分類一年草または多年草


 マリーゴールドは、タゲテス属の園芸品種群である。
 タゲテス属は、メキシコを中心とした中央アメリカに 約30種があるといわれる。一年草または多年草である。
 本属の植物は、16世紀中にヨーロッパに移り、 アメリカ大陸の植物としては最も早く ヨーロッパに広がったもののひとつである。
 イギリスのパーキンソン氏の園芸植物誌の中に、 多くのアフリカン・マリゴールドおよびフレンチ・ マリゴールドの花形が出ている。
 また、日本にも江戸時代前半に渡来している。
 茎は直立または散開し、葉は羽状に深裂するものが多い。 葉および総苞には油線があり、独特の強い臭気をもつ。
 頭花(頭状花序)は黄橙色で、総苞片は癒合して 中空のコップ状をなしている。
 本属の中で園芸上かかわりの深いのは3種ほどである。 果実は痩果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 マリーゴールドは、次の3種から作り出された 園芸品種がほとんどである。

 ① Tagetes erecta (T.エレクタ)和名:センジュギク(千寿菊)
    別名:アフリカン・マリゴールド、マンジュギク(万寿菊)
 ② Tagetes patula (T.パツラ)和名:クジャクソウ(孔雀草)
    別名:フレンチ・マリゴールド
 ③ Tagetes tenuifolia (T.テヌイフォリア)
    和名:ホソバクジャクソウ(細葉孔雀草)

 一般的には、二枚目(左上一)のような花姿のものが、 アフリカン・マリーゴールで、三枚目(左上) のような花姿のものが、フレンチ・マリゴールドである。

 フレンチ・マリゴールドの和名は、「クジャクソウ」である。 しかし、クジャクソウとよばれる植物には、「   ハルシャギク 」、「クジャクシダ」、「   シロクジャク 」などがあるので、混同しないこと。

 四枚目(左)は、みずがめ座さんが、私に送ってくれたものである。

 本属の仲間は、   タゲテス・レモニー 、
  ミント・マリーゴールド  を掲載している。

  1枚目画像撮影日:2005.09.04
2・3枚目画像撮影日:2008.10.20
  4枚目画像投稿日(投稿者):2012.11.11(みずがめ座さん)
  5枚目画像撮影日:2006.12.16

2015.10.05 First making day [7m/71ma/282300]
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