NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集

和名エゾノヘビイチゴ(蝦夷の蛇苺)
園芸(流通)名
別名
科バ ラ ( バ ラ 亜科)
属(和名属)フラガリア(オランダイチゴ)
学名Fragaria vesca
ラテン語読みフラガリア・ウェスカ
英名Woodland strawberry ,
英名Wild strawberry , Sow-teat strawberry

原産・分布地ヨーロッパ、アジアに分布
園芸上分類常緑多年草


 ワイルドストロベリーは、ヨーロッパ、アジアに分布し、 日本では北海道南部に導入され、 帰化している常緑多年草である。変種が多い。
 芳香の良さが好まれ、今でもヨーロッパで栽培されている。
 観賞用の鉢植えにも向く。雄しべがはなはだ短い。
 和名には「ヘビイチゴ」の名が入っているが、
  ヘビイチゴ  とは属が異なり食べられる。

 一枚目(右上)は、 hiro & shii さんが、 次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 このところ写真を撮ることもできず・・  カメラを眺めてためいきをついてしまいます。
  先日撮ったワイルドストロベリーを置いていきます。 雪が降ってもこんなに元気です。』

 オランダイチゴ属は、北半球および南アメリカの広範囲にわたり 十数種が原産する多年草である。
 日本にも3種が自生し、1種が帰化している。
 葉は有柄の複葉で根出あるいは互生し、鋸歯のある3小葉からなる。
 根茎は肥大し、葉腋からランナー(ほふく枝) が伸びて子株をつけるものが多い。全体に有毛である。
 花は白色で、花弁と萼はそれぞれ5~8個で、 同数の副萼片が隣り合う萼片の間に見られる。
 数花をつけた花序が根出するが、花序とランナーは相同器官でもある。
 花床は半球形で多数の子房、花柱がつき周縁に多数の雄しべが並ぶ。葯は黄色い。
 花床は受粉後に肥大し、多肉質となり表面に小粒の痩果(種子)がつく。
 果実肥大は種子ホルモンによるので、不受精種子が多いと果実は奇形になる。
 本種のような果実を偽果という。いずれの種も果実は食べられる。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  イチゴ  を掲載している。

1枚目画像投稿日(投稿者):2008.12.11 ( hiro & shii )さん
2枚目画像撮影日:2004.05.30

2015.11.16 First making day [9w/96wa/330200]
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