(無し)
インカノユリ(インカの百合)
ユリズイセン
アルストレメリア(ユリズイセン)
Alstroemeria spp.
アルストレメリア(属の総称)
Peruvian lily , Lily of the Incas
南アメリカに分布
多年草(塊茎または肥大地下茎)
インカノユリ(インカの百合)
ユリズイセン
アルストレメリア(ユリズイセン)
Alstroemeria spp.
アルストレメリア(属の総称)
Peruvian lily , Lily of the Incas
南アメリカに分布
多年草(塊茎または肥大地下茎)
アルストレメリア属は、南アメリカに50種ほどが分布しているが、 現代の園芸品種は主にチリ原産種が育種の交配親になっている。
チリ以北のものは耐寒性がないので、露地栽培には適さない。
肉質で円筒状の塊茎または肥大地下茎をつくるが、
種によっては塊茎のある深さが違うので、定植の際注意しなければならない。
茎葉は葉柄がねじれているので裏面が表を向くことが多い。
花は頂生の花序をなしてつき苞がある。
花被片は6個あり、雄しべも6個ある。
子房は下位で3室あり、花柱は1個で柱頭は3裂する。果実は蒴果である。
本属の育種はイギリスで始められ、 A. haemantha (A.ハエマンタ)と
A. ligtu (A.リグツ)の雑種から発達したため、
両親には見られなかった白、クリーム、紫紅など豊富な花色のものが生じた。
その後、 A. aurantiaca (A.アウランティアカ)その他も交雑親としてもちいられ、
育種の中心はイギリスからオランダに移って多くの園芸品種が生じ、日本にも多数導入され、切り花栽培がなされている。
[ 引用 : 園芸植物大事典 (塚本洋太郎総監修:小学館発行)、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
一・二枚目は、園芸品種の A. cv. Pink Triumph (A.ピンク・トライアンプ)と思われる。
三枚目は、内花被片3個が黄色で暗褐色の条斑が入っているところから、
園芸品種の A. cv. Walter Fleming
(A.ウォルター・フレミング)
のようにも見えるが、内花被片が黄色では無いようにも見え定かでない。
本属の仲間は、 ユリズイセン を掲載している。