ウバメガシ(姥目樫)
ウマメガシ(馬目樫)、イマメガシ(今芽樫)
ブ ナ
クエルクス(コナラ)
Quercus phillyraeoides
クエルクス・フィリラエオイデス
( Null )
日本(関東以西)、中国に分布
常緑小高木
ウマメガシ(馬目樫)、イマメガシ(今芽樫)
ブ ナ
クエルクス(コナラ)
Quercus phillyraeoides
クエルクス・フィリラエオイデス
( Null )
日本(関東以西)、中国に分布
常緑小高木
ウバメガシの名前の由来は、芽だしの色が茶褐色になり、 姥や馬の目に似ていることからついた。
別名は、ウマメガシ(馬目樫)である。
イマメガシの由来は不明である。
一・三枚目は雄花であり、新枝下部より尾状花序となり下垂する。
画像では見られないが、雌花は枝の上部の葉腋に2~3個つく。
花期は4~5月である。
成長はやや遅いが、強健で刈込に耐え耐乾性、耐潮性があり、
庭木として刈込ものがつかわれ、海岸植栽にも適している。
二枚目(左)は新芽が出そろった頃のものであり、
雄花の蕾ができ始めたところである。
コナラ属は、常緑または落葉の高木、ときに低木である。
葉は互生し、葉柄は短いかほとんどない。
また羽状脈が明らかであり、鋸歯縁または全縁である。
雌雄異株で、雄花は多数か尾状の穂状花序をなし、
下垂し、花被は4~7裂、雄しべは4~12個ある。
雌花は単性または少数が穂状花序をなし、雌しべは1~2個ある。
果実は総苞に下部を包まれた球形または円柱形の堅果である。
この総苞には鱗片があるが、かわら重ね状に並ぶか、
あるいは合生して同心の輪を形成する。
北半球の温帯から熱帯にひろく分布し、およそ300種以上が知られ、
北は落葉樹が、南は常緑樹が多く、ともに森林の重要な構成種となり、
後者はアジア東部の照葉樹林の中心となっている。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、
オウゴンガシワ を掲載している。