(無し)
アブラナ
エリシムム(エゾスズシロ)
Erysimum spp.
エリシムム(属の総称)
Blister cress ,
Treacle mustard , Wallflower
ヨーロッパ、アジア、
北アメリカに広く分布
一年草、二年草、常緑多年草
アブラナ
エリシムム(エゾスズシロ)
Erysimum spp.
エリシムム(属の総称)
Blister cress ,
Treacle mustard , Wallflower
ヨーロッパ、アジア、
北アメリカに広く分布
一年草、二年草、常緑多年草
エリシムム属は、ヨーロッパ、アジア、北アメリカなどに約80種がに広く分布する
一年草、二年草、または常緑の多年草で分岐する毛がある。
日本にはエゾスズシロが自生する。
茎は葉を多くつけ、よく分枝する。葉は単葉で互生し、
線形か卵形で全縁または不明の鋸歯縁となる。
花は美しく、黄色が多いが、橙色もあり、赤や紫色を帯びたものもある。
萼片、花弁とも4個で、頂生の密集した総状花序に多くの花をつける。
雄しべ6個のうち2個は短く、花柱は1個ある。雄しべの基部には蜜腺がある。
花序は初め短く花が密集しているが、
下部から開花するにつれて花序が上へ伸びて長くなる。
果実は長角果で4稜があり、中の種子は1列に並んでいる。
日本での栽培は多くない。
本種は、
ケイランツス
[ Cheiranthus ]
に近縁であるが、後者では長雄ずいの基部に蜜腺はなく、
果実の稜は本属ほどはっきりせず、種子が2列に並んでいるなどの違いがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
画像の花は、エリシムム・アリオニー
( Erysimum × allionii )
と思われるが、決め手が無いためここでは特定しないこととした。