オミナエシ ➡ スイカズラに変更( APGⅢ)
パトリニア(オミナエシ)
Patrinia villosa
パトリニア・ウィロサ
( Unknown )
北海道、本州、四国、九州、
沖縄、朝鮮半島、中国に分布
多年草
オトコエシは、北海道、本州、四国、九州、 沖縄、朝鮮半島、中国に分布する多年草である。 高さ80~100㎝になり、花冠は白色で径約4㎜と小さい花がたくさんつく。
一枚目(右上)は、野の調べさんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 森の散策Ⅲです。黄色い花が風に揺れて詩情をそそる
のは、オミナエシ(女朗花)、対照的に茎も太く頑丈な
オトコエシ(男朗花)です。
オミナエシ
はよく見るの
ですが、オトコエシは初めてでした。オミナエシの対比で
付けられたとのことですが逞しく、力強い感じですね。』
二・三枚目(左上・左)も、野の調べさんが、
次のコメントつけて、私に送ってくれたものである。
『 二枚目は、三重県の方の撮影 (実になりました)
三枚目は、群馬県の方の撮影 (種になりました)
同じ頃の撮影ですが日本は長~いですね。』
オミナエシ属は、東部および中央アジアに原産する多年草で、 約15種が認められており、一部は切り花にされたり庭などで鑑賞されている。 草丈は15㎝程度から1m以上に達するものまであり、茎は直立する。 葉は対生し、1~2回羽状深裂または全裂し、ときに欠刻がある。
花はやや円錐状の集散花序につき有苞で、
花色は黄または白色で5裂した小花を多数つける。
萼には5歯があり、花冠は5裂して花筒にはときに距がつく。
雄しべは4個で花柱は1個ある。
子房は下位で3室があり、1室のみ稔性をもつが、
しばしば不稔の室のほうが大きく発達する。果実は痩果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
【追記】
オミナエシ科は、 APGⅢ
で同じマツムシソウ目のスイカズラ科に統合された。