オミナエシ(女郎花)
オミナエシ ➡ スイカズラに変更( APGⅢ)
パトリニア(オミナエシ)
Patrinia scabiosifolia
パトリニア・スカビオシフォリア
( Unknown )
本州、四国、九州、沖縄、
ほか東アジア一帯に分布
多年草
オミナエシ ➡ スイカズラに変更( APGⅢ)
パトリニア(オミナエシ)
Patrinia scabiosifolia
パトリニア・スカビオシフォリア
( Unknown )
本州、四国、九州、沖縄、
ほか東アジア一帯に分布
多年草
オミナエシは、本州、四国、九州、沖縄、
ほか東アジア一帯に分布している多年草である。
本種は、秋の七草のひとつとしてよく知られて、
庭に植えたり、切り花用に栽培される。草丈1m以上になる。
根出葉は卵形または長楕円形で茎葉は羽状深裂する。
花序はしばしば分枝し、枝の一側に白色の突起毛をつける。
花は黄色で径3~4㎜の小さな花が固まって咲く。
開花時期は夏から秋である。
果実には翼状の小苞はなく、やや扁平で腹面には脈があり、
背面には棍棒状の隆起がある。
二枚目(左)の画像は、真夏の一番暑い時に野の調べさんが、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 山では季節が秋に向かっています。
後少しの辛抱なのでしょうか。オミナエシです』
オミナエシ属は、東部および中央アジアに原産する多年草で、
約15種が認められており、一部は切り花にされたり庭などで鑑賞されている。
草丈は15㎝程度から1m以上に達するものまであり、茎は直立する。
葉は対生し、1~2回羽状深裂または全裂し、ときに欠刻がある。
花はやや円錐状の集散花序につき有苞で、
花色は黄または白色で5裂した小花を多数つける。
萼には5歯があり、花冠は5裂して花筒にはときに距がつく。
雄しべは4個で花柱は1個ある。子房は下位で3室があり、
1室のみ稔性をもつが、しばしば不稔の室のほうが大きく発達する。
果実は痩果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
オミナエシは漢字では「女郎花」と書きますが、
「女」を「男」に変えると「男郎花」となり、
オトコエシ という、
オミナエシの仲間の花の名前になる。
【追記】
オミナエシ科は、 APGⅢ
で同じマツムシソウ目のスイカズラ科に統合された。