カナメモチ(要黐)
アカメモチ(赤芽黐)、ソバノキ(蕎麦木)
バ ラ (サクラ亜科)
フォティニア(カナメモチ)
Photinia glabra
フォテェニア・グラブラ
Japanese photinia
本州の東海道以西、四国、九州に自生
常緑小高木
アカメモチ(赤芽黐)、ソバノキ(蕎麦木)
バ ラ (サクラ亜科)
フォティニア(カナメモチ)
Photinia glabra
フォテェニア・グラブラ
Japanese photinia
本州の東海道以西、四国、九州に自生
常緑小高木
カナメモチは、本州の東海道以西、四国、
九州に自生する常緑小高木で高さ3~5mになる。
新葉は個体によって変異は大きいが、
紅色を帯びるものが多く、中には黄色のものもある。
新葉の紅色が美しい個体が選抜され、
生垣や庭木として多く使用されている。
開花時期は、5月中~下旬で新枝の頂部に花序をつける。
花弁は白色倒卵形で径約5㎜と小さい。
花弁の先端はわずかに内側に巻く。
果実は楕円形で長さ約7㎜で春まで着生し裂開しない。
三枚目(左)は刈り込んで庭木としたもので、
春には紅色の新芽が樹形をおおいつくし美しい。
カナメモチ属は、北アメリカ、中央アメリカ、
東部アジアなどに約40種が分布する。
低木または高木で、芽は鱗片におおわれ、
葉は互生し短い葉柄がある。托葉は早落性である。
花は白色で円錐花序につく。開花時期は5月である。
萼は宿存し、花弁は5枚で雄しべは約20個ある。
花柱は2~3個あり、基部で合生する。
果実はナシ状果で紅熟する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
本属には、園芸品種の
セイヨウカナメモチがあるが、
双方の判別が困難なため、ここでは両種を記載することとした。
容易なな判別方法をご存知の方は教えていただきたい。