セイヨウカナメモチ(西洋要黐)
バ ラ (サクラ亜科)
フォティニア(カナメモチ)
Photinia × fraseri cv. Red Robin
フォティニア・フレイゼリ(交雑)
(園芸品種)レッド・ロビン
Red Robin
交雑種の園芸品種
常緑高木
バ ラ (サクラ亜科)
フォティニア(カナメモチ)
Photinia × fraseri cv. Red Robin
フォティニア・フレイゼリ(交雑)
(園芸品種)レッド・ロビン
Red Robin
交雑種の園芸品種
常緑高木
セイヨウカナメモチは、アメリカのアラバマ州のフレイザー種苗園が作り出した、
カナメモチ(P. glabra (P.グラブラ))と
オオカナメモチ(P. serratifolia
(P.セラティフォリア))との雑種である。
画像は、新芽が濃い赤色になる園芸品種の、
cv. Red Robin
((園芸品種)レッド・ロビン)である。
生育旺盛な高木で、高さ4.5mにもなるが、
日本ではおもに生け垣などに使われるため、
刈り込みをしてせいぜい2m程度である。
葉は大形で、新芽は濃い赤色で後に緑色に変わる。
花は5月中旬から下旬に開花する。
新枝の頂部に花序をつける。
花弁は白色倒卵形で径約5㎜と非常に小さい。
三枚目(左)は、新芽であり、樹木全体が赤一色になり美しい。
後に、四枚目(左下)のように緑色になる。
カナメモチ属は、北アメリカ、中央アメリカ、
東部アジアなどに約40種が分布する。
低木または高木で、芽は鱗片におおわれ、
葉は互生し短い葉柄がある。托葉は早落性である。
花は白色で円錐花序につく。開花時期は5月である。
萼は宿存し、花弁は5枚で雄しべは約20個ある。
花柱は2~3個あり、基部で合生する。果実はナシ状果で紅熟する。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
本種と基本種の
カナメモチ との判別が困難なため、
ここでは両種を記載することとした。
容易なな判別方法をご存知の方は教えていただきたい。