NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名オランダカイウ(和蘭海芋)
園芸(流通)名
別名カラー
科サトイモ(サトイモ亜科)
属(和名属)ザンテデスキア(オランダカイウ)
学名Zantedeschia aethiopica
ラテン語読みザンテデスキア・アエティオピカ
英名Garden calla , Florist's calla ,
英名Arum lily , Calla lily , Common calla ,
英名Lily-of-the-Nile , Pig lily , Trumpet lily

原産・分布地南アフリカ(ケープ・トランスパール地方)原産
園芸上分類多年草(ワサビ状根)


 オランダカイウは、南アフリカのケープ・トランスパール地方原産で、 ヨーロッパへは1761年に、日本へは1843年に入った。 水湿地から山地までに育成する。
 ワサビ根状の地下茎をもち、基本形は花茎が約1mで、 長さが7~20㎝の仏炎苞はほぼ白色で、基部がクリーム色を帯びている。
 葉は鮮緑色で葉柄が長い。しかし、変異に富む。
 基本種の開花時期は5月前後であるが、四季咲き性の強いものは、 日本では5、6月および10月ごろに集中して咲く。

 オランダカイウ属は、南アフリカから8種類の原種が報告されており、 いずれも湿度を好む多年草であるが、肥大した地下茎、 塊茎をもつことから通常球根類に分類されている。
 特徴のある漏斗状の仏炎苞は白、黄またはピンクであるが、 種間交雑でチューリップの園芸品種群のもつ花色の大部分を得た研究も残っている。
 葉は矢じり形で基部が鞘状になっている。 仏炎苞の中心には苞より短い肉穂花序が突き出ている。
 花は単性で花被を欠く。この優雅な苞、 花序に加えて均整のとれた草姿は庭への植込みだけでなく、 切り花、種類によっては鉢花として需要が多い。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間は、  モモイロカイウ 、   カラー・イエロー・ハイブリッド  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2004.03.28
2枚目画像撮影日:2005.04.29

2015.02.18 First making day [2k/21ka/133800]
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