キエビネ(黄海老根)
ラ ン
カランテ(エビネ)
Calanthe sieboldii
カランテ・シーボルディー
( Unknown )
九州、四国、和歌山県、山口県に自生
台湾にも分布
常緑多年草
ラ ン
カランテ(エビネ)
Calanthe sieboldii
カランテ・シーボルディー
( Unknown )
九州、四国、和歌山県、山口県に自生
台湾にも分布
常緑多年草
本種は、九州、四国、和歌山県、山口県に自生し、台湾にも分布する。
花は、黄色の大輪で唇弁の中央裂片の先がとがり下垂する特徴がある。
花茎は40~70㎝に伸長する。開花時期は春である。
エビネ属は、約150種が有るといわれているが、
異名同種と考えられるものが相当数みられる。
日本には約19種が自生し、
そのうち園芸的に重要なものは10種あまりである。
エビネ属は、ガンゼキラン属に似るが、
唇弁基部が蕊柱の下側と合着していることで区別される。
一般に球茎があり、軟らかくひだの多い葉を2~数個つける。
常緑性の種と落葉性の種とがあり、落葉種の偽鱗茎は大きい。
花茎は腋生または頂生で多くの花を総状につける。
花は小~中輪で美しい。
萼片と側花片弁はほぼ同形であるが、側花弁はやや小さい。
唇弁基部は蕊柱と合生し、3裂する。花粉塊は8個である。
落葉種は前世紀末から1930年代までに多くの交配種が作り出されている。
日本産の種は近年栽培が盛んとなり、交配が試みられている。
とくに1970年代以降に、日本において園芸的に発達した新花卉のひとつである。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
本属の仲間は、 エビネ を掲載している。