NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名キツネノマゴ(狐の孫)
園芸(流通)名
別名
科キツネノマゴ
属(和名属)ジャスティシア(キツネノマゴ)
学名Justicia procumbens
ラテン語読みジャスティシア・プロクムベンス
英名( Null )
原産・分布地本州以西、朝鮮半島、中国に分布
園芸上分類一年草


 キツネノマゴは、日本では本州から九州の道端や草地に生える雑草である。
 花茎は長さ10~40㎝で、茎の先や葉腋に穂状に多くつく。
 花径は8㎜と非常に小さく可愛い花である。
 花色は淡紅紫色か白色で、花弁は上下に2裂し唇形となる。 上唇は浅く2裂し、下唇は上唇より長く3裂する。 下唇には昆虫に蜜のありかを示す密標という白い模様がある。 開花時期は8~10月である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

 本属の仲間には、  サンゴバナ   があるが、同じ属とは思えない花である。

 二枚目(左)の花を見ると、 上唇がなにか動物の顔のように見えるのは私だけでしょうか?。

 本種は、科および属と同じ名前の植物であるが、 科、属および種の名前がすべて同じ名前の植物が、 雑草というところがおもしろい。


 キツネノマゴ属は約300種からなり、熱帯~暖地に広く分布する。 日本には道端の雑草としてのキツネノマゴが自生する。

 キツネノマゴ科は約250属2500種ある。主として熱帯に分布し、 インド、マレーシア、アフリカ、中央アメリカ、 ブラジルが主な分布の中心である。

  1枚目画像撮影日:2006.09.09
2・3枚目画像撮影日:2005.09.11

2015.02.26 First making day [2k/22ki/140400]
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