ユ リ ➡ キジカクシに変更(APGⅢ)
ホスタ(ギボウシ)
Hosta spp.
ホスタ(属の総称)
Day lily , Plantain lily
東アジア特産
多年草(根茎)
ギボウシ属は東アジア特産で、約20種からなり、日本に
多い。根茎のある多年草で、太いひげ根をもつ。
葉は根茎から株立ちし、有柄で全縁で卵形~線形で、
裏に突出する平行脈をもち長さ10~50㎝である。
花茎は頂生し、株の中央から出て、長さ20~150㎝である
伸長途中の花茎の先の苞の集まった形が宝珠の形に似ており、
ギボウシ(擬宝珠)という名が生じた。
花は一日花で白色から紫系で、
長さはふつう5㎝程度で総状花序の下から順に咲く。
花被は途中まで合生し、下部は細い管状で、
上部は鐘形に広がり、先は6裂する。
雄しべは6個で離生する。雌しべは1個で、
子房は3室で上位につく。
果実は蒴果で胞背裂開し、種子は多数あり翼をもつ。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
本属の仲間は、 ミズギボウシ を掲載している。
三枚目(左)は、野の調べさんが、「もう7月・・・」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 うつむき加減に楚々とギボウシが咲いていました。
花は昼に咲いて、1日で萎む一日花、ギボウシは
したから咲き、下の方は開花していて、
あるところから上は全部つぼみになるそうです。』
四枚目(左)は、広島県人さんが山道で見つけたギボウシを、 私に送ってくれたものである。
ギボウシは、日本に多くの品種が自生しているが、
多型で、園芸品種も多く、品種を特定するのが難しい。
したがって、本ページも5枚の画像が掲載してあるが、
データは属の総称のみとし、品種の特定はしていない。
【追記】
ギボウシ属は、APGⅢ
でリユリ科から分離し、キジカクシ(クサスギカズラ)科
(キジカクシ(クサスギカズラ)目)に変更になった。