ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)
キンレンカ(金蓮花)、ナスタチウム
ノウゼンハレン
トロパエオルム(ノウゼンハレン)
Tropaeolum majus
トロパエオルム・マユス
Garden nasturtium , Indian cress
ペルー、コロンビア原産
一年草
キンレンカ(金蓮花)、ナスタチウム
ノウゼンハレン
トロパエオルム(ノウゼンハレン)
Tropaeolum majus
トロパエオルム・マユス
Garden nasturtium , Indian cress
ペルー、コロンビア原産
一年草
キンレンカは、ペルー、コロンビア原産の一年草である。
草丈は矮性種では30㎝くらいであるが、3mにもおよぶものもある。
花は径5~6㎝でオレンジ色か黄色で、花弁は円い。
開花時期は夏から秋である。
1686年ペルーで発見されてイギリスに伝えられ、
300年以上も栽培され続けた間に多くの変異を生じ、
また、近縁の T. minus
(T.ミヌス) や、
T. peltopholum
(T.ペルトフォルム) などとの交配で今日の園芸品種が生まれた。
三枚目(左)は、 briboo
さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
『 次から次に咲いて楽しませてくれている
「
昼咲き月見草 」 と 「キンレンカ」です。』
ノウゼンハレン属は、つる性多汁質の一年草または多年草で、
中央・南アメリカの山地に約90種がある。
花は変わった形で鮮やかな色彩のものが多い。
葉は互生し、単葉で盾形で、まれに掌状深裂する。ふつう葉柄は長く、
触れたものに巻きついてよじ登る性質がある。
花は腋生でふつう単生し、両性で左右相称で長い花柄がある。
萼片は5個あり、上の1片は後方に長く伸びて、密をためる距をもつ。
花弁は5枚で上の2枚と下の3枚とは形が異なる。雄しべは8個で、
子房は上位で3室からなり、各室に1個ずつ胚珠をつける。
果実はかたく、果皮はコルク質でしわがあり裂開しない。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
キンレンカは、オレンジ色と黄色が基本色であるので、 一・四・五枚目(右上・左・左下)は園芸品種と思われる。