NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)
園芸(流通)名
別名キンレンカ(金蓮花)、ナスタチウム
科ノウゼンハレン
属(和名属)トロパエオルム(ノウゼンハレン)
学名Tropaeolum majus
ラテン語読みトロパエオルム・マユス
英名Garden nasturtium , Indian cress
原産・分布地ペルー、コロンビア原産
園芸上分類一年草


 キンレンカは、ペルー、コロンビア原産の一年草である。
 草丈は矮性種では30㎝くらいであるが、3mにもおよぶものもある。
 花は径5~6㎝でオレンジ色か黄色で、花弁は円い。
 開花時期は夏から秋である。

 1686年ペルーで発見されてイギリスに伝えられ、 300年以上も栽培され続けた間に多くの変異を生じ、 また、近縁の T. minus (T.ミヌス) や、 T. peltopholum (T.ペルトフォルム) などとの交配で今日の園芸品種が生まれた。

 三枚目(左)は、 briboo さんが、次のコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
 『 次から次に咲いて楽しませてくれている
  「   昼咲き月見草 」 と 「キンレンカ」です。』

 ノウゼンハレン属は、つる性多汁質の一年草または多年草で、 中央・南アメリカの山地に約90種がある。
 花は変わった形で鮮やかな色彩のものが多い。
 葉は互生し、単葉で盾形で、まれに掌状深裂する。ふつう葉柄は長く、 触れたものに巻きついてよじ登る性質がある。  花は腋生でふつう単生し、両性で左右相称で長い花柄がある。 萼片は5個あり、上の1片は後方に長く伸びて、密をためる距をもつ。
 花弁は5枚で上の2枚と下の3枚とは形が異なる。雄しべは8個で、 子房は上位で3室からなり、各室に1個ずつ胚珠をつける。
 果実はかたく、果皮はコルク質でしわがあり裂開しない。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

 キンレンカは、オレンジ色と黄色が基本色であるので、 一・四・五枚目(右上・左・左下)は園芸品種と思われる。

1枚目画像撮影日(場所):2006.03.11
    (花の館(温室)[愛知県知多市])
2枚目画像撮影日(場所):2006.03.21
    (花の館(温室)[愛知県知多市])
3枚目画像投稿日(投稿者):2008.05.18 ( briboo さん)
4枚目画像撮影日(場所):2006.03.04
    (花の館(温室)[愛知県知多市])
5枚目画像撮影日:2004.05.02

注:花の館は、佐布里緑と花のふれあい公園(梅っ花そうり)内の施設である。

2015.03.04 First making day [2k/22ki/144100]
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