NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
園芸(流通)名
別名
科ゴクラクチョウカ
属(和名属)ストレリチア(ゴクラクチョウカ)
学名Strelitzia reginae
ラテン語読みストレリチア・レギナエ
英名Queen's bird-of-paradise ,
英名Bird-of-paradise , Crane lily ,
英名Bird-of-paradise flower , Crane flower

原産・分布地ケープ東部~ポート・エリザベス原産
園芸上分類常緑多年草

 ゴクラクチョウカは、ケープの東部からインド洋側の ポート・エリザベス付近にかけて原産する無茎の多年草で、 高さ1m前後になる。
 円柱状の長い花茎に先端に長さ16~20㎝の苞が横につき、 中から数個の花が立ってくるが、 外被片は橙黄色で内被片は紫青色である。
 ふつうは早春から夏に多く開花する。

 本種は地中海沿岸、カルフォルニア、フロリダなど世界の暖地で 切り花栽培に用いられている。日本でも、暖地で栽培されている。

 本種に同科で似た植物に   ヘリコニア・アウランティアカ
があるが、本種はストレリチア属であるのに対し、 ヘリコニア・アウランティアカはヘリコニア属であり、 属が異なっている。



 三枚目(左)は、広島県人さんが、「南国の花」のタイトル
で、次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
 『 2回目の海外旅行、ハワイを訪れ珍しい花と出会って
  きました。』

 ゴクラクチョウカ属は、4種が南アフリカに分布する。 大形の草本であるが、ときに木本状となってヤシ類に似た幹をもつ。
 葉は大きく2列生し長い葉柄がある。 太い花茎の先に直角に鋭尖当舟形の大きな苞が 1~数個付き苞腋に数個の花が集散状につく。
 花被片は内外各3個からなり、外花被片は質薄くほぼ同形で、 内花被片のうち2個が合着して矢形状となり、1個は短い。
 雄しべは5個で矢形状の内花被片に包まれ、中心に雌しべが突出する。
 果実は多数の種子を含み、種子には糸状の仮種皮がある。
 世界の暖帯、亜熱帯に1~2種が広く栽培されている。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

【追記】
 ゴクラクチョウカ属は、葉の形態などから、しばしばバショウ科 に含められていたが、クロンキスト体系ではショウガ目で
独立したゴクラクチョウカ科の属となった。

1・2枚目画像撮影日(場所):2005.11.04
      (東山動植物園[名古屋市])
  3枚目画像投稿日(投稿者:撮影地):2008.06.29
      (広島県人さん:ハワイ)
  4枚目画像撮影日(場所):2007.01.20
      (豊橋動植物園[愛知県豊橋市])

2015.03.23 First making day [2k/25ko/157000]
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