コセンダングサ(小栴檀草)
キ ク
ビデンス(センダングサ)
Bidens pilosa
ビデンス・ピロサ
Hairy begger-ticks , Spanish needles
世界暖帯~温帯分布
一年草
キ ク
ビデンス(センダングサ)
Bidens pilosa
ビデンス・ピロサ
Hairy begger-ticks , Spanish needles
世界暖帯~温帯分布
一年草
コセンダングサは、世界暖帯~温帯分布する帰化種の一年草であり、
日本では本州(関東地方以西)~沖縄まで広く分布している。
ふつうに道端や湿地に生育している雑草である。
高さ50~100㎝になり、舌状花が無いのが特徴である。
開花時期は9~10月であり、花色は黄色で、枝先に1個づつつく。
和名の由来は、葉が樹木の
栴 檀 に似ているところからといわれている。
本属の仲間は、
ウインターコスモス
(キクザキセンダングサ) を掲載している。
二・三枚目(左上・左) は種であるが、
見てのとおり先端が鋭いかぎ状となっており、この草に触った途端、
ズボンなどにびっしり種がついて、取るのに困ったことがある人は多いと思う。
センダングサ属は、233種からなり、
世界中に分布するが、とくにメキシコに多い。
また野生化して世界各地に広がっている種も多い。
日本にも6種が自生しているが、帰化植物もある。
葉は対生し、葉縁は歯牙状あるいは切れ込む。
頭花(頭状花序)は1~数個が頂生する。
舌状花は1列からなるがときにないことがある。
総苞片は2列で、外側が葉状で内側が膜質である。
頭状花は黄色である。刺のある芒が少数あり、
物に付着する特徴がある。