NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サカキ(榊)
園芸(流通)名
別名ホンサカキ(本榊)、マサカキ(真榊)、
別名カミサカキ(神榊)
科ツバキ ➡ ペンタフィラクスに変更(APGⅡ)
属(和名属)クライエラ(サカキ)
学名Cleyera japonica
ラテン語読みクライエラ・ヤポニカ
英名Japanese eurya
原産・分布地アジア東南部、中央・南アメリカ島に分布
園芸上分類常緑小低木又は高木

 サカキは、 高さ10mに達する。葉は狭長楕円形~卵状長楕 円形、鋭頭で鈍端、鋭脚、長さ7~10 cm、幅2~4 cm、濃緑色 で個体によっては冬期紅褐色を帯び、光沢があり、下面は淡 緑色で中肋が隆起し、側脈はわずかに現れる。
 葉柄は長さ5~8㎜。花は1~3個つき、径12~15㎜、白色で 後に黄色を帯びる。果実は径5~9㎜、 12月頃に黒色に熟し、 光沢がある。
 サカキは枝を神事に用いたり,玉串として神前に供える。従 来「切り出し屋」によって自生品が採取されることが多かった が、現在はおもに栽培によって供給される。また神社の境内に 植えたり生垣に使われる。
 同じツバキ科でよく似たヒサカキ属の 「 ヒサカキ (姫榊)」と 区別するため、ホンサカキ(本榊)、マサカキ(真榊)、カミサカキ (神榊)とも呼ばれている。


 サカキ属は、ツバキ科で、本属はアジア東南部、中央・南アメリカに数種があり、日本に1種がある。
 常緑性の低木または高木である。葉は互生し革質、有柄、全縁である。
 花は放射相称、両性、葉腋に単生するか束生する。
 萼片、花弁は同数で5個、ともにかわら重ね状に重なる。
 花弁は離生または基部で合生する。雄しべは多数、葯は底着し有毛である。
 果実は液果状で多数の種子を含む。
 属名は、17世紀、オランダの医師で植物学者のクライェル(A.Cleyer)の名にちなむ。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]

【追記】
 サカキ属は、APGⅡ でツバキ科から分離し、新設された ペンタフィラクス科(別名:モッコク科)に変更された。

1・2枚目画像撮影日:2025.07.21

2025.07.22 First making day [3s/31sa/163150]
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