NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サクララン(桜蘭)
園芸(流通)名
別名
科ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
属(和名属)ホ ヤ(サクララン)
学名Hoya carnosa
ラテン語読みホヤ・カルノサ
英名Wax flower , Wax plant ,
英名Common wax plant , Honey plaut

原産・分布地日本、中国、オーストラリア原産
園芸上分類常緑多年草


 サクラランは、日本、中国、オーストラリア原産の 蔓性常緑多年草である。
 茎は蔓性で、数mにも伸び、褐色で肉質無毛あるいは細柔毛があり、 気根を出して岩石などに付着する。
 花は白色で中心部が淡紅色で芳香がある。花序は半球状になり、 花冠は径2㎝で上面に細毛を密布する。 副花冠は星状に開出し5突起からなるずい柱からなり、ろう質である。

 多くの園芸品種が作り出されており、 ここに掲載したものは鉢植えされていたものであり、 おそらく園芸品種と思われる。

 私は、この花を初めて見たとき、見とれてしまって、 その場にしばらく立ち止まっていたほどである。

 サクララン属は、アジア東部からオーストラリアに約200種が分布する。 茎から気根を生じて他物に付着し、伸長する低木である。
 葉は対生し、常緑で単葉で全縁で多肉質で革質である。
 花は腋生の大きな散形花序につく。 萼は小さく、基部内側に腺がある。
 花冠は星状に5深裂し、 多肉ろう質で内部に5個の肉質の副花冠をそなえる。
 雄しべは5個あり、花糸が合体して短筒を形成し、 葯が柱頭に接する。果実は蒴果である。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]

 本属の仲間は、   ホヤ・ムルティフロラ  を掲載している。

【追記】
 ガガイモ科は、 APGⅡ でキョウチクトウ科に統合されたため、 キョウチクトウ科に変更した。 これによりガガイモ科は、 APG 分類体系では使われない科となった。

1・2枚目画像撮影日:2005.07.10
  3枚目画像撮影日:2007.08.15

2015.04.02 First making day [3s/31sa/163600]
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