サクララン(桜蘭)
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
ホ ヤ(サクララン)
Hoya carnosa
ホヤ・カルノサ
Wax flower , Wax plant ,
Common wax plant , Honey plaut
日本、中国、オーストラリア原産
常緑多年草
ガガイモ ➡ キョウチクトウに変更( APGⅡ)
ホ ヤ(サクララン)
Hoya carnosa
ホヤ・カルノサ
Wax flower , Wax plant ,
Common wax plant , Honey plaut
日本、中国、オーストラリア原産
常緑多年草
サクラランは、日本、中国、オーストラリア原産の
蔓性常緑多年草である。
茎は蔓性で、数mにも伸び、褐色で肉質無毛あるいは細柔毛があり、
気根を出して岩石などに付着する。
花は白色で中心部が淡紅色で芳香がある。花序は半球状になり、
花冠は径2㎝で上面に細毛を密布する。
副花冠は星状に開出し5突起からなるずい柱からなり、ろう質である。
多くの園芸品種が作り出されており、
ここに掲載したものは鉢植えされていたものであり、
おそらく園芸品種と思われる。
私は、この花を初めて見たとき、見とれてしまって、
その場にしばらく立ち止まっていたほどである。
サクララン属は、アジア東部からオーストラリアに約200種が分布する。
茎から気根を生じて他物に付着し、伸長する低木である。
葉は対生し、常緑で単葉で全縁で多肉質で革質である。
花は腋生の大きな散形花序につく。
萼は小さく、基部内側に腺がある。
花冠は星状に5深裂し、
多肉ろう質で内部に5個の肉質の副花冠をそなえる。
雄しべは5個あり、花糸が合体して短筒を形成し、
葯が柱頭に接する。果実は蒴果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前(植村猶行監修:NHK出版)]
本属の仲間は、 ホヤ・ムルティフロラ を掲載している。
【追記】
ガガイモ科は、 APGⅡ
でキョウチクトウ科に統合されたため、
キョウチクトウ科に変更した。
これによりガガイモ科は、 APG
分類体系では使われない科となった。