NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名サラノキ(沙羅の木)
園芸(流通)名
別名サラソウジュ(沙羅双樹)
科フタバガキ
属(和名属)ショレア(サラノキ)
学名Shorea robusta
ラテン語読みショレア・ロブスタ
英名Sal-tree
原産・分布地インド原産
園芸上分類常緑高木

 サラノキは、インド原産の常緑高木である。
 樹木名はサンスクリット語のサーラ (sala) からきている。
 仏教三霊樹のひとつで、釈迦がクシナガラで 東西南北に1対ずつ生えていたサラノキの林で涅槃(ねはん) に入ったと伝えられ、双樹と名づけられた。
 サーラは本来秀れた木を意味し、チーク、 ヒマラヤスギとともにインドの三大有用樹である。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]


 この画像はある寺院で写したものであるが、 一つ疑問がある。
 それは、かけてある名板であるが、 「沙羅双樹」一名「夏ツバキ」と書かれている。
 「沙羅双樹」が正しいなら沙羅双樹は 「沙羅の木(サラノキ)」の別名である。
 また、「   夏ツバキ  」が正しいのであるなら、 別名は「娑羅の木(シャラノキ)」である。
 おそらく住職は、「娑羅の木」一名「夏ツバキ」 と書きたかったのではないかと思われる。
 もしそうであるなら、この画像は「シャラノキ」 の樹木名に移す必要がある。

画像撮影日:2005.02.12

2015.04.08 First making day [3s/31sa/165600]
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