ツブラジイ(円椎)
コジイ(小椎)、シ イ(椎)
ブ ナ
カスタノプシス( シ イ )
Castanopsis cuspidata
カスタノプシス・クスピダタ
Japanese chinquapin
本州(関東以西)、四国、九州、
琉球諸島、台湾、中国南部に分布
常緑高木
コジイ(小椎)、シ イ(椎)
ブ ナ
カスタノプシス( シ イ )
Castanopsis cuspidata
カスタノプシス・クスピダタ
Japanese chinquapin
本州(関東以西)、四国、九州、
琉球諸島、台湾、中国南部に分布
常緑高木
シイは、本州(関東以西)、四国、九州、琉球諸島、
台湾、中国南部に分布する常緑高木である。
高さ20mで胸高直径1.5mにも達する。
樹皮は滑らかで、灰緑色で枝はよく分岐する。
6月に樹冠が白くおおわれるほど多くの花をつける。
一般に「シイ」の別名がつくものには、「ツブラジイ」
と「スダジイ」がある。「シイ」と言った場合に、
どちらのシイを指すかは微妙なものがあるが、
ここでは、私の図鑑に基づき「ツブラジイ」を採用し、「
スダジイ 」は、別に記載した。
シイ属は、東アジアおよび東南アジアに約30種、
北アメリカ西部に1種ある。
常緑高木で葉は全縁または鋸歯状で、革質である。
雌雄同株で雄花は直立する穂状花序に密につき、
甘い香りを放って虫をよぶ。
花被は5~6裂し、雄しべは通常その2倍数ある。
雌花も直立する穂樹花序につき多数つき、
各総苞中に1~3花があるが、
ときに雄花序の基部につく。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]
普通シイは、一枚目(右上)のように1本の太い幹が伸び、
その先に多く枝を出し多くの葉をつけるが、
二枚目(左)のように、根元から2本に分かれた珍しいものがある。
二枚目(左)は、市内の神社で撮影したものであり、
三枚目(左下)の説明用の看板が立っていた。
「相生椎(あいおいのしい)」といって、
縁起の良いものとされている。
根元から2本に分かれた縁起の良いとされている
樹姿をした木が、同市にはもう一つあった。
市から天然記念物に指定されている
マメナシ である。