シシトウ

シシトウ（獅子唐)

ナ　ス

カプシクム（トウガラシ)

Capsicum　annuum　var.　grossum
ラテン語読み

カプシクム・アンヌーム（変種）グロッスム

Green　pepper
原産・分布地

栽培品種(基本種は熱帯アメリカ原産)
園芸上分類

一年草

　シシトウは、トウガラシを基本種とする栽培品種の一種で、青果用の在来獅子群の品種「ししとう」のことである。
　辛みのない青果用品種は、おもにアメリカで改良され、明治になって日本に導入されたものである。これが日本の辛味品種と自然交雑して、青果用在来品種 (在来獅子群もその一つである) が生まれたとされている。
　シシトウは辛味品種との交雑種であり、たくさん食べると幾かに一つくらい辛いものにあたることがある。

　トウガラシ属は、中央・南アメリカに22種が分布している。よく分枝する多年草である。
　花は腋生で単生するか２～数個ずつ集まって咲く。花冠は合弁で５裂し、ふつう帯白色または帯緑色である。
　果実は形状、大きさとも多様な乾質の液果で、多数の種子を含み、色は赤、橙、黄など鮮やかである。
　また、一般的には果実には辛味成分が含まれる。
[ 引用：園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修：小学館発行 ) ]

　本属の仲間は、　ピーマン　、　ゴシキトウガラシ　を掲載している。
　なお、当然トウガラシも仲間であるが、画像が無いので画像を入手しだい追加したい。

１・２枚目画像撮影日：2004.06.26