ピーマン
ナ ス
カプシクム(トウガラシ)
Capsicum annuum var. grossum
カプシクム・アンヌーム(変種)グロッスム
Bell pepper , Pimento , Green pepper
熱帯アメリカ原産
多年草
ピーマンは、トウガラシ属の1種のトウガラシの仲間で、
果実が大形で辛みのない青果用品種を指す。
元となったトウガラシは、熱帯アメリカ原産である。
辛みのない青果用品種はおもにアメリカで改良され、
明治になって日本に導入された。
これが日本の辛味品種と自然交雑して
青果用在来品種が生まれたとされる。
アメリカからの品種導入はその後も続き、
青果用品種の栽培はしだいに増えたが、
当時はまだピーマンの呼称が無く甘トウガラシ、
おたふくトウガラシなどとよばれていた。
第2次世界大戦後さらに多くの栽培品種が導入され、
辛みのない青果用品種のうち果実の大きなものが
ピーマンと呼称されるようになり、
食生活の洋風化にともなって生産、
消費とも大幅に伸び重要野菜のひとつになった。
ピーマンの名は料理献立のフランス語
piment
から由来したものといわれる。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
なお、ここではシシトウとピーマンの学名は
同じものを使ったが、ピーマンの学名を
Capsicum annuum cv.
とする説もある。
二枚目(左上)は、こまさんが、「菜園」のタイトルで、
次のコメントをつけて、私に送ってくれたものである。
『 小さい畑ですが
キュウリ が10センチほどになりました。
ピーマンはうずらの卵くらい・・・・
ミニトマト もぽちぽち・・・・。無農薬ですよ。美味しいですよ。』
本属の仲間は、
シシトウ 、
ゴシキトウガラシ を掲載している。
なお、当然トウガラシも仲間であるが、
画像が無いので画像を入手しだい追加したい。