シナマンサクは、中国原産の落葉小高木である。
高さ3~7mになる。
マンサク属の中ではもっとも花が大きく、
美しいのでよく栽培される。
日本産のものと異なり、
幼条や葉は軟毛でおおわれ開花も早く、
12月から1月に開花する。
花は香りも強く黄金色で基部は赤色または赤褐色である。
開花時に枯葉が残っているのが特徴である。
本属の仲間は、
マンサク を掲載している。
マンサク属は、北アメリカ東部、アジアに4種が分布し、
そのうちの1種は日本に産する。
耐寒性の強い落葉低木または小高木である。
葉は互生し、円形に近く葉縁が歯状で葉状脈がある。
開花期は早春で芳香があり、円形の房状に多数つく。
花弁、萼片はともに4個である。
花弁は鮮黄色または淡黄白色ときに紅色を帯び、
まれに白色で細長く、しわがありねじれる。
雄しべは4個あり、さらに仮雄ずいが4個ある。
果実は蒴果である