NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名タニウツギ(谷空木)
園芸(流通)名
別名
科スイカズラ
属(和名属)ヴァイゲラ(タニウツギ)
学名Weigela hortensis
ラテン語読みヴァイゲラ・ホルテンシス
英名Japanese weigela
原産・分布地北海道、本州日本海側に分布
園芸上分類多年草

 タニウツギは、北海道、本州おもに日本海側に分布し、 樹高は2~3mに達する落葉低木である。
 和名は谷間に多く生えることによる。
 花は腋生または頂生して集散花序をなす。 花冠は筒状漏斗形で長さ3~3.5㎝である。 外面はほとんど無毛で紅色を呈し、 花筒上部はしだいに太くなる。
 開花時期は、5~6月である。

 タニウツギ属は、北アメリア、中国、 朝鮮半島および日本に分布する落葉低木で、 12種あまりがある。 とくに日本には多く10種ほどが自生する。 そのために日本人とのかかわりは古く、方言名が多い。 いくつかは救荒植物として利用された。 現在は観賞用として庭に植栽される。
 葉は単葉で対生し、 鋸歯縁で短い柄をもつがまれに無柄で托葉はない。
 花は1~数個腋生または頂生し、集散花序をなす。 花冠は鐘状漏斗形で先は5裂する。
 花筒は萼片より長く、上方が太くなる。 花色は紅色で濃淡があるが、白色および帯黄色花もある。
 萼は5裂し、萼筒は細く基部は合着あるいは分離する。 雄しべは5個で花筒の中部につき、花冠より超出しない。
 花柱は細長く、ときに花筒より超出し柱頭は頭状である。
 子房は2室で多数の胚珠を有する。 蒴果は木質で細長く先端から2裂する。種子にはしばしば翼がある。

[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
     花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]

 本属の仲間は、   オオベニウツギ 、   ハコネウツギ  を掲載している。

  1枚目画像撮影日(場所):2006.05.14 (名古屋港ワイルドフラワーガーデン・ブルーボネット[愛知県名古屋市])
2・3枚目画像撮影日:2003.05.11

2015.05.29 First making day [4t/41ta/202400]
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