タマスダレ(玉簾)
ヒガンバナ
ゼフィランテス(タマスダレ)
Zephyranthes candida
ゼフィランテス・カンディダ
Zephyr lily , Fairy lily , Zephyr flower
ペルー原産
耐寒性常緑多年草(小球根)
ヒガンバナ
ゼフィランテス(タマスダレ)
Zephyranthes candida
ゼフィランテス・カンディダ
Zephyr lily , Fairy lily , Zephyr flower
ペルー原産
耐寒性常緑多年草(小球根)
タマスダレは、ペルー原産の耐寒性常緑多年草(球根)である。
1822年に発見され、日本へは1871~72年に渡来した。
耐寒性で温暖地では葉をつけて越冬する。
葉は長さ20~30㎝で幅4~5㎜で、肉厚で春から秋にかけて約10個出葉させる。
開花は7~9月である。20~30㎝の花茎に径4~5㎝の花をつけ、上向いて咲く。
花被裂片の内側は白色で外面基部は淡紅色を帯びる。
タマスダレ属は、アメリカを中心とする西半球の温暖地方に約35種が自生する。
有皮鱗茎をもつ小球根植物で、耐寒性種と半耐寒性種がある。
一つの花の寿命は1~3日で短いが、
次々と新しい花径が出てきて開花するので花を観賞できる期間が長い。
開花時期は、種によって異なり、
4~5月に開花する春咲き種と6~9月に開花する夏咲き種がある。
開花期間中に1鱗茎から1~3個の花茎を出し、各花茎に1花をつける。
花被は6裂し、雄しべは長短3個ずつある。
花色は種によって異なり、純白、乳白、赤、黄銅色などがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )、
花の名前( 植村猶行監修:NHK出版 )]
本属の仲間は、 サフランモドキ を掲載している。