サフランモドキ(サフラン擬き)
ヒガンバナ
ゼフィランテス(タマスダレ)
Zephyranthes grandiflora
ゼフィランテス・グランディフロラ
Pink rain lily
ジャマイカ、キューバ、メキシコ、グアテマラ原産
多年草(鱗茎)
ヒガンバナ
ゼフィランテス(タマスダレ)
Zephyranthes grandiflora
ゼフィランテス・グランディフロラ
Pink rain lily
ジャマイカ、キューバ、メキシコ、グアテマラ原産
多年草(鱗茎)
サフランモドキは、ジャマイカ、キューバ、メキシコ、
グアテマラ原産の多年草で、サフランの名が入っているが、
薬草のサフランとは科も属も全く違ったもので、
花がサフランに似ていることからサフランモドキの和名がつけられた。
1824年に発見され、日本には1845年(弘化2)ころに渡来した。
半耐寒性であるが暖地では野生化しているところもある。
鱗茎は径約3㎝で本属の中では大きい。
春から秋にかけて1鱗茎から7~10個の葉をつける。
開花時期は6~10月で、花は径6㎝前後で大きい。
花被裂片は鮮桃色で筒部は緑色である。
本種学名の異名は、
Zephyranthes carinata
(ゼフィランテス・カリナタ)である。
本種の英名は、
Pink rain lily
(ピンク・レイン・リリー)であるが、単に
Rain lily
(レイン・リリー)は、非常によく似た花の
ハブランサス を指すようである。
タマスダレ属は、アメリカを中心とする西半球の
温暖地方に約35種自生する。有皮鱗茎をもつ小球根植物で、
耐寒性種と半耐寒性種がある。
一つの花の寿命は1~3日で短いが、
次々と新しい花茎が出てきて開花するので
花を観賞できる期間は長い。
開花時期は、種によって異なり、
4~5月に開花する春咲き種と6~9月に開花する夏咲き種がる。
開花期間中に1鱗茎から1~3個の花茎をだし、
各花茎に1花をつける。
花色は種によって異なり、純白、乳白、
淡紅、赤、黄銅色などがある。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 )]
本属の仲間は、
タマスダレ を掲載している。