タカネトウウチソウ(高嶺唐打草)
フデトウウチソウ(筆唐打草)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
サングイソルバ(ワレモコウ)
Sanguisorba stipulata
サングイソルバ・スティプラタ
Sitka burnet
本州(中部・関東地方)、北海道、朝鮮半島、
中国東北部、東シベリア、北アメリカに分布
多年草
フデトウウチソウ(筆唐打草)
バ ラ ( バ ラ 亜科)
サングイソルバ(ワレモコウ)
Sanguisorba stipulata
サングイソルバ・スティプラタ
Sitka burnet
本州(中部・関東地方)、北海道、朝鮮半島、
中国東北部、東シベリア、北アメリカに分布
多年草
タカネトウウチソウは、本州(中部・関東地方)、北海道、朝鮮半島、
中国東北部、東シベリア、北アメリカに分布する多年草である。
高山帯の砂礫地や草原に生え、草丈は40~80㎝である。
根生葉は奇数羽状複葉で、楕円形から卵状楕円形の小葉が9~15個つく。
縁には鋭い鋸歯が疎らにある。
8~9月ごろ、真っ直ぐに穂状花序をだし、白色の花を咲かせる。
花には花弁はなく、4裂した萼や4個の雄しべ、1個の柱頭からなる。
画像(右上)は、こまさんが、『 最後の力を振り絞って咲いていた
「タカネトウウチソウ」です。』 とのコメントをつけて、
私に送ってくれたものである。
本属の仲間は、
ワレモコウ を掲載している。
ワレモコウ属は、北半球の温帯に約15種が分布し、
日本にはワレモコウなど7種が自生している。
多年草で根茎は肥大し、茎は直立して高く伸びる。
葉は有柄の奇数羽状複葉で互生し、托葉は葉柄に合着する。
小葉は楕円形で葉縁に鋸歯がある。
花は穂状花序に密につき、白または紅色で、小形の苞と小苞がある。
萼片は4個で花弁状で、萼筒は4稜または4翼を有する。花弁はない。
雄しべは4~12個で花後に脱落する。
心皮は1個で萼筒に包まれ、1個の胚珠を含む。
花頭は房状である。果実は痩果である。
[ 引用 : 園芸植物大事典
( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]