NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集
和名ツクシ(土筆)
園芸(流通)名
別名
科トクサ
属(和名属)エクイセツム(トクサ)
学名Equisetum arvense
ラテン語読みエクイセツム・アルウェンセ
英名Field horsetail
原産・分布地北半球の温帯に分布
園芸上分類夏緑性植物


 ツクシは、トクサ属の1種で、スギナの胞子茎であり、 早春の山菜として利用される。
 スギナは、北半球の温帯に広く分布し、日本では九州以北に分布する。 全草緑色中空で細枝を輪生し、スギの枝葉に似た夏緑性植物で、 黒色で細長い地下茎を土中に走らせ、旺盛な繁殖を行い、 若芽が出る前の早春に約20㎝前後の胞子茎(ツクシ)を地上に出す。 胞子茎の先端には長円錐形の胞子嚢穂がつく。 胞子嚢穂表面の小さい6角形の区画は胞子嚢托で、 その裏面に胞子嚢をつける。

 山菜としては、胞子を散らす前の若いものを利用する。
 まず、葉が集まってできた「はかま」を取り除き、 あく抜きのためうすい灰汁でゆで、カツオ節をかけたひたし物、 つくしごはん、卵とじ、ごまあえ、みそあえにしたり、 油いためにして醤油で味付けをしたりして食する。

 ツクシは、リン、鉄およびニコチン酸などを、 それぞれ100g中に93、4.4、56㎎と多く含み、 ビタミンB1の分解酵素であるチアミラーゼも含有する。
[ 引用 : 園芸植物大事典 ( 塚本洋太郎総監修:小学館発行 ) ]


 本種の仲間は、意外なものとして   トクサ  を掲載している。

1枚目画像撮影日:2006.03.24
2枚目画像撮影日:2005.03.20
3枚目画像撮影日:2006.03.24

2015.06.15 First making day [4t/43tu/208200]
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